英語で日記って効果的な学習法なの?

「英語で日記を書いているけど、本当にこれで伸びるのかな・・・」
「言い回しや表現ってこれで合っているのかな・・・」
「語彙力が上がっているような気がしない・・・」

英語で日記は書き始めたけど効果があるのかな、と疑問に思っていませんか
日本人が英語を流暢に話せるようになるまでに、
実は2400時間の「英語学習時間」が必要と言われています。
そして、巷には「聞き流すだけで英語が話せるようになる!」ものから、
結果にコミットしてTOEICなどの点数を上げていくものまで、様々な英語勉強法があり、
無料の商品から高額の商品まで溢れかえっています。

その中でも、英語で日記を書くことはタダですぐ始められる勉強方法の一つです。
でも、英語日記で本当に英語を話せるようになるのでしょうか?

英語日記で英語は話せるようになる!

英語で日記を書くと、
文法力が弱いのか、語彙力が弱いのか、自分の英語の弱点を客観的に見ることができます
英語を習得する上で、弱点を知るということは、どこを強化するべきか知る、ということです。
例えば語彙力が足りない場合、英語で何かを伝えようとしても、ついジェスチャーになってしまいます。
一方、文法力が足りない場合は、単語をただ繋げただけの文を作ってしまいがちです。
そのため、正しい文法を使った英語を話そうとしても、思ったように語彙や文法を使えず、話すことに躊躇してしまいます。
そのことから、会話力が上がらず英語の勉強に挫折してしまう、ということはよくあることです。

英語で日記を書くことで、どの能力から補っていくべきかが明確になります
そしてその弱点を補っていくと、英語を勉強することへの抵抗が減っていきます。
また、繰り返し英語で日記を書くことで、英語の表現力も身についていきます。
その結果、英語力が上がり、英語が話せるようになるのです。

英語日記で英語が話せるようになる3つのポイント

英語日記で英語が話せるようになるには、押さえるべき3つのポイントがあります。

1. 添削してもらう

英語の表現はストレートでシンプルです。
日本人の英語学習者が英語で日記を書くと、
つい日本語のような抽象的な表現や、回りくどい言い回しをしてしまうことが多くなります。
そのため、気がつかずに外国人に伝わらない表現を使い続けてしまうことがあります。
また、英語には同じ言葉を繰り返さないというルールがあります。
語彙力がまだ足りない段階では、
つい同じ単語を繰り返し使ってしまったり、辞書で調べた口語では使わない単語を使ってしまったりします。
口語では使わない単語を使ってしまうことで、
外国人と会話した時に伝わらず、「自分には英語力がない」と思い込み、自信をなくす原因になることもあるのです。
適切な表現や単語を使えるようになるためには、しっかり添削をしてもらうことが大切
です。

2. 良い先生を見つける

英語日記を添削してもらう際に、
英語を話せるだけの先生を選ぶのではなく、
最低3年の海外留学経験者や、英語をしっかり教えることができるプロの英会話講師を選びましょう。
プロの英会話の先生に添削してもらうことで、日本語にはない英語の表現や適切な語彙の選び方を学ぶことができます。
そして、プロの英語の先生は、
なぜその表現にするのか、なぜその単語を選ぶのかなど理論的に説明することができます
そのため、場面ごとに適切な単語と表現の使い方を学ぶことができ、英語力が上がっていきます。

3. 復習する

英語を話せるようになるには、繰り返しの学習が効果的だと言われています。
英語日記を添削してもらったら、しっかり復習をしましょう。
エビングハウスの忘曲線によると、
その日覚えたことは、1日経つと覚えたことの74%を脳は忘れてしまうと言われています。
完全に忘れないうちに短時間でも良いので復習することが効果的です。
また、脳はある情報に繰り返し出会うと、その情報を重要だと判断する、ということが分かっています。
そのため、単語を覚えたり、英語の表現を身につける上で、
添削してもらった英文日記を復習することはとても重要です。

また、復習をするタイミングも重要です。
記憶は1日で74%消えると言われているので、
日記を添削してもらったら、
その日に数分、1日後にまた復習、とできるだけ時間を空けずに復習をしましょう

効果的に英語日記を書いて、英語を話せるようになろう

日本語と英語は文章構成も文化背景も全く違うため、
英語を習得するために、「ただ聞き流すだけ」など簡単に学べる方法では効果はありません

英語で日記を書くことは、自分の弱点を補強することに繋がります。
そして、良い先生の元でしっかり添削をしてもらい、復習をして繰り返し学んでいく。
そうすることによって、日本語にはない単語の使い方や英語の表現を学ぶこともでき、
効果的に英語の学習をすることができます。

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