小さいようで大きいWhenとAfterの違い

“Please let me know when you arrive to Haneda airport.”
“Please let me know after you arrive to Haneda airport.”

みなさんはWhenとAfterの違いを理解していますか?
私たち日本人のほとんどは、上の二つの文章を、「羽田空港に着いたら連絡してください」と訳しています。
ですが、この2つの文章には決定的な違いがあります。
それは時間が限定されているかどうか、です。
WhenとAfter、これらの単語のニュアンスの違いを理解して、誤解を生まない英語を話しましょう。

WhenとAfterの違い

WhenとAfterの大きな違いは、時間が限定されているかどうかにあります。
実際に例文を使いながら、時間に対するどのようなニュアンスの違いがあるのか見てみましょう。

Whenが持ったニュアンス

Whenを接続詞で使う場合、「○○な時」(空港に着いた時、等)と私たちは訳します。
“Please let me know when you arrive to Haneda airport.”
「羽田空港に着いたら連絡してください」
これは間違いではありませんが、Whenという接続詞は時間を限定していないあいまいなニュアンスがあります。
この英文を日本語のニュアンスにすると、「羽田空港についたあたりに連絡してください」となります。
つまり、”Please let me know when you arrive to Haneda airport.”と言われた外国人は、羽田空港の一駅前になったら「羽田空港に着きますよ」と連絡をしてくることもあるわけです。

Afterが持ったニュアンス

一方で、Afterという単語はより時間を限定しています。
“Please let me know after you arrive to Haneda airport.”
「羽田空港に着いた後に連絡してください」
日本語でもこの”後に”という言葉の強さを感じるのではないでしょうか。
「After」という接続詞を使った場合、外国人は以下のようなニュアンスで受け取っています。
「羽田空港についた後に電話してください。前に電話してはいけませんよ。」
つまり、Whenに比べ、より時間が特定されたニュアンスを聞き手に与えています

WhenとAfterの違いを別のシチュエーションで見てみる

WhenとAfterのニュアンスの違いをより掴むために、2つの文章を紹介します。
“She was upset when I explained why it happened.”
“She was upset after I explained why it happened.”
皆さんはこのニュアンスの違いに気づきましたか?

“She was upset when I explained why it happened.”
「彼女は、僕がなぜそうなったか説明し始めたら、怒った」
この彼女は、彼が説明している時から怒っています。話しすら聞いていないかもしれません。
“She was upset after I explained why it happened.”
「彼女は、僕がなぜそうなったか説明した後に怒った」
この彼女は、彼が説明している時には怒っていません。説明をし終わった後に怒り始めています。

WhenとAfterの違いを理解しよう

このようにWhenとAfterでは小さいようで大きな違いがあります。
“Please let me know after you…”「○○する後に連絡して」と念押しして相手に伝えたい場合にはAfterを使いましょう。
逆に「○○するあたりにに連絡して」と伝えたい場合は、”Please let me know when you…”とWhenを使いましょう。
これらの違いを理解することで、より正確にあなたの要望が相手に伝えられるようになります。