「なんで大して仕事をしていない外国人が評価されているんだろう」
「ちゃんと評価されていない気がする」
「上司が私の仕事ぶりをちゃんと評価してくれない」
そう感じたことはありませんか?
欧米人にとって、自己アピールは評価を得るために欠かせない行動の一つです。
つまり、皆さんも外国人と働く際、正しい評価を得るためには、
しっかり自己アピールをする必要があります。
今日は、謙遜が文化の1つとしてある私たち日本人でも、
簡単に自己アピールができるようになる3つの方法を紹介します。
欧米は自己アピールをして評価されることは当たり前
日本人の私たちからすると、
『私はあれをしました!そのことによってこんな結果がでたんです!』
『あれは私がしたことで、そのためにはこんな努力が必要でした!』
なんて上司に自己アピールをしている人を見ると、
「この人何を必死になってるんだ」
「そういうやつに限って大して何もできない」
と思いがちです。
ただ、欧米人にとって自己アピールとは、
正当な評価を受けるため、そして仕事のチャンスを得るために行われることで、
彼らの給料・キャリアを決める大きな要素の1つです。
欧米流の自己アピール方法
欧米人の自己アピールは実に単純です。
例えば彼らはこんな自己アピールをしています。
『僕は商業交渉でこんなに有利な条件で案件を受注しました』
『私は社内の調整をしてお客さんの要望するサービスマンを提供しました。それが案件獲得の理由の1つになりました』
などなど、自分がどう案件に貢献し、どんな結果を得たのかを具体的に上司にアピールしているんです。
彼らは同僚からの「○○さんが協力してくれたから」なんて言葉は待ちません。
自らが、正当な評価を得るために自分の仕事ぶりを上司に伝えることは、
欧米では当然のことです。
(無論、それを利用する口だけの人たちもいます。)
こんな欧米流の自己アピールを私たち日本人がするのは、なんだか傲慢な感じがして、
気が引けるのではないかと思います。
また、どのタイミングで、どんな態度でアピールすればいいのかと、
居心地悪く感じるかもしれません。
そんな方は以下の方法をぜひ試してみてください。
日本人にもできるアピール方法!
実際に私や海外で働いている友人が、外国人上司に対してしていたアピール方法ですので、参考にしてみてくださいね。
1.普段から相談を兼ねつつアピールする。
「○○のためにプロジェクトの役割分担・全体スケジュールの資料を作ったんですが、ここの部分どう思われますか?」
自分がエクセルやワードを使えることのアピール。そして自分がプロジェクトのコーディネートをどういう形でしようとしているのかを、資料を通して説明する。
2.何をしてそれがどんな結果を出したかを、ノートなどにまとめておく。
上司との面談や、プロジェクトについて聞かれた際などに、
自分の仕事リストが書いてあるノートを見ながら、
どんなことをしたのか(しているのか)そしてその結果を上司に伝える。
3.褒められたら「ありがとうございます」と返す。
謙遜せずに、褒められたら素直に「Thank you!」という。
もし同僚も協力してくれたことを伝えたい場合は、「ありがとう」と言ってから、
「○○さんがここを手伝ってくれた」などいうのもありです。
貢献したことを相手に伝えよう!
謙遜が美徳とされる日本とは異なり、海外、特に欧米では、自己アピールをすることは正当な評価を得るために必要です。
そして、それが自らの給料やキャリアを大きく左右します。
「実力があれば、黙っていても評価される。」それが通じるのは日本だけ!
あなたがもし外国人と一緒に働いているのであれば、自分の仕事ぶりや成果をアピールしていきましょう!