単語やフレーズを覚える際に必ず必要なこと!

最近、IELTSという英語試験の勉強を始めました。
自分がどれくらいの点数なのか知りたいという興味本位から始めましたが、IELTSはイギリス版のTOEFLと言われていて、TOEICに比べるとアカデミックな内容になっています。

例えば、「AIについて」「睡眠の大切さとは」のような題材で、英文を聞き・読み、自分の意見を書いたりするわけですが、新しい単語を覚えるとき、私が気を付けていることがあります。

それは、日本語訳の通り、単語を覚えないこと

あなたにも使える内容かと思いますので、今日はその単語の覚え方について、お話をしていきます。

なぜ日本語訳の通り単語を覚えてはいけないのか?

なぜ日本語訳の通り単語を覚えてはいけないのかというと、その理由は、日本語訳がそのままの言葉通り、実際の会話で使われていないからです。

では、どうすればいいのかというと、単語を覚える際は「その単語がどういう場面で使えるのか」を理解して覚えるということが必要になります。

ビジネス英会話用でもTOECI対策でも英単語教材は一般的にこのような構成になっていますよね。

英単語 / 日本語訳
例文

例えば教材にこのような例があったとします。

ramification/予期せぬ結果
The ramifications must be considered.

このとき、Ramificationを「予期せぬ結果」とだけ暗記してしまうと、実際に使うときに、間違った使い方をしてしまう可能性があります。

なぜなら、Ramificationは「ネガティブな」予期せぬ結果として使う単語で、

例えば、

「一睡もしていないのにプレゼンが成功し、予期せぬ結果となった(やったー!)」

のような、ポジティブな意味では使えません。

つまり、Ramificationは、「unexpected result」ではなく、「negative outcome」という意味だということが分かります。

ですから、単語を覚えるときは、日本語訳を「そのまま」暗記するのではなく、その単語がどういう場面で使われるのかを理解して単語を覚えることが必要です。

単語がどういう場面で使われるのかを調べるには?

単語がどういう場面で使えるのかを調べる一番簡単な方法は、インターネットで英英辞書を使い単語を調べることです。

グーグル検索で「Ramifications meaning in english」と検索すると、検索結果画面の一番上に、このようにRamificationの意味が表示されます。

こうしてみると、一番上の意味の説明で、「a complex or unwelcome consequences of an action or event」とあり、Ramificationがネガティブな結果を伝える場面で使えることが分かりますよね。

単語を覚える際はどんな場面で使えるか確認すること!

あなたも、仕事で使う単語を覚えたり、試験対策で英語の勉強をする機会があると思います。

その際は、ただ単に単語を暗記するのではなくて、その単語がどんな場面で使えるのかを調べ、理解して単語を覚えましょう
また、単語を調べると例文も表示されるので、その例文も内容を確認し、どんな使われ方をしているのか参考にすると、より実用的にその単語が使えるようになります。

そして、これはフレーズを暗記する際も言えることです。
特にフレーズの場合は意訳されていることが多く、場面が異なってしまうと使えないフレーズも多くあります。

そのため、フレーズを覚える際、新しい単語が文章に入っているときは、その単語の意味を理解して、フレーズ使えるようになってくださいね。