英語を話せるようになるためには、最低2000時間の学習時間が必要だということをご存知ですか?つまり、週に一回50分の英会話クラスを摂った場合、英語を話せるようになるまでに約46年かかることになります。
しかも、この数字は元々2か国語を話せたり成績が優秀である、アメリカの国務省職員を元にしたデータになっているため、実際に日本人が英語を話せるようになるまでにかかる時間は4000時間かかるだろう、という人もいるのが現実です。
そんな現実の中で、どうすれば私たちは英語を話せるようになるのか?
その必須事項は『日々の練習』です。
英語を話せるようになる=スポーツができるようになる
「英語を話せるようになる」ということは「スポーツをできるようになる」ということと同じ仕組みになっています。
例えば、早く走るための知識、走るフォームや、スタートダッシュの形を知っていても、早く走れるわけではありません。実際に早く走れるようになるためには、日々の繰り返しの練習を行い、既に持っている知識を肉体化させることが必要になります。
そのため、中学や高校では部活として放課後の練習をしますよね。
これは英語のスピーキングでも同じことが言えて、どんなに単語や文法の知識があっても、使う練習を『日々繰り返し』行わなければ話せるようになりません。
- 英会話に週に1度通う
- 英語で授業を受けたりフレーズの勉強をする
- 会話表現を身に着ける
- 文法を勉強する
これだけでは、英語は話せるようにならないのが現実です。
英語が話せるようになるために必要なこと
ですから、もしあなたが「英語が話せるようにならない」「スピーキング力が伸びない」と悩んでいるなら、毎日15分でもいいので英語を話す時間を作ってください。
何も英会話クラスを受ける必要はありません。ある簡単な文を何度も自分一人で発話練習するだけでも十分です。
ただ、この時に注意することは、実際の職場で使える表現を使いながら、スピーキングの練習をすること。職場で英語を使うから英語の勉強しているのに、職場で使わないフレーズや単語、スラングなどを勉強しても意味がありませんから。
英語を話せるようになるためには、日々の練習を行い、この際に、ご自身の仕事内容を意識して、職場で使える英会話の練習をすることが大切です。