英語で「よろしくお願いします」リスト

英語で仕事をし始めると、
何と言っていいか迷ってしまう言葉の一つ「よろしくお願いします」。
英語で「よろしくお願いします」と伝える際のポイントは、
どういう意図をもってあなたが「よろしくお願いします」と言っているかどうか。
それさえ分かっていれば、
英語での「よろしくお願いします」は簡単になります!

初対面の相手に対して(私生活編)

Nice to meet you. (同世代の友人へ)
It’s a pleasure to meet you.(年上の相手などへ)
「Nice to meet you」は「初めまして」としてよく訳される言葉ですが、
本来の意は初めて会う相手に対して「お会いできてうれしいです」です。
友達の彼女に初めて会う際、初めて会うクラスメートへの一言などなどに使える
「初めまして(よろしく)」という一言となります。
後者のPleasure to meet youは、Nice to meet youより、
丁寧でフォーマルな言い方。
ですので、大学の教授と初めて会う際や、
彼女や婚約者の親に会う際などに使うことが多いです。
自己紹介をしたあとに「よろしくお願いします」と言いたい場合は、
「It was nice to meet you」と過去形にしてその会話を終わらせましょう。

初対面の相手に対して(ビジネス編)

Nice to meet you.
It’s a pleasure to meet you.
I look forward to working with you.
ビジネス編では「一緒に仕事をできるのを楽しみにしています」
という意図を持った「よろしくお願いします」が付け加えられています。
これは名刺交換後の一言締めとして使える一言です。
また、電話で海外支社の新しい担当者と話したり、
海外の客先から初めて電話がかかってきたときには、
電話を終える際に「It was nice talking to you」というと、
「お話しできてよかったです」という意図を持った
「よろしくお願いします」を相手に伝えることができます。

上司や同僚に対しての「よろしくお願いします」

Thank you for your time in advance.
(お時間をいただきありがとうございます。)
Thank you for having me.
((会議などに)私を呼んでいただきありがとうございます)
上司との面談の際や、相談事をする際に「よろしくお願いします」と言いたい場合は、
「お時間ありがとうございます」という意の
「Thank you for your time in advance」を使いましょう。
また他部署の会議に呼ばれて自己紹介をしなければいけない場合は
「会議に呼んでいただきましてありがとうございます」という意の
「Thank you for having me」が「よろしくお願いします」として使えるものとなります。

仕事を頼むときの「よろしくお願いします」

Thank you!
Thank you for doing this.
((頼んだことを)してくれてありがとう!)
Thank you for your time in advance.
(お時間をいただきありがとうございます。)
シンプルに「Thank you」と言いましょう。
相手が時間を費やすことなので
「Thank you for your time in advance」も使える一言です。

「よろしくお伝えください」と言いたい場合

Please say hello to ○○.
Please convey my regards to ○○.
どちらも○○さんに宜しくお伝えください、という意になります。
後者の方が丁寧な言い方ですので、
ビジネスシーンでは「Convey my regards」こちらの方が適していますね。

まとめ

1.Nice to meet youは「初めまして」「よろしくお願いします」の意となる。
2.ビジネスシーンや重要な相手に対しては丁寧な言い回しを。
3.何かを頼んだ際にはシンプルに「Thank you」を使おう。

「よろしくお願いします」を英語に言い直す場合は、
自分の「意図」を理解することが大切です
社内の人間に対して使う「よろしく」は、
ほとんどの場合が「ありがとうございます」という意図を持っているのではないのでしょうか。
皆さんぜひ参考にしてみてください。

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